マット・リーの闘う最強英語

神戸にある某進学校で英語教師として教鞭をとっているマット・リーが全国の受験生に贈る、難関国公立大学(東大、京大など)の英作文解説を中心とする英語学習に関するブログです。その他に、寺社の御朱印収集、旅行、グルメ、メジャーリーグなど、気の向くままに書き綴っていきます。

2007年10月

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大リーグの松坂投手が日本時間10月28日日曜日、大リーグチャンピオンを決めるワールドシリーズの第3戦に先発した。現在12時25分時点では、7回表レッドソックスの攻撃中。6対2でレッドソックスがロッキーズをリードしている。松坂は5回を無失点に抑えたものの、6回に2者連続フォアボールを出したところで降板。次の投手が2本連続タイムリーヒットを打たれたため2失点がついたが、この世界最高の舞台で松坂選手は最高の活躍をしたといっても差し支えないだろう。

圧巻は4回裏のロッキーズの攻撃だった。相手の3番、4番、5番のクリーンアップを迎えたわけだが、3番ホリデーを打ち取り、4番打者ヘルトンとの対決。かなりの球数を要したが、最終的にはキャッチャーのサインに首を横に振り、自信を持って投げた外角への逃げる変化球(英語ではbraking ballというらしい。)で見事三振に打ち取った。

正直、衛星中継を見ていてしびれた。アナウンサーもQuite a battle! Matsuzaka wins it!(なんという白熱した闘いでしょうか。そして松坂が勝ちました。)と絶叫していた。そして、その後の5番打者こそ四球でランナーに出したものの、次の6番バッターを力でねじふせて内野フライにしとめた。続いて、アナウンサーが言っていた言葉が印象的だ。

Matsuzaka has paid no mistakes tonight. (今夜はここまで松坂は一切失投をしていませんね。)

マット・リーの耳に間違いがなければ、made no mistakesではなく、 paid no mistakesだったと思うが、このような使い方もあるのだろうか???もし知っている方がいらっしゃったら教えていただければ幸いである。まあいずれにせよ、アナウンサーも今日の松坂の大活躍に対して大変好意的なアナウンスをしてくれていることだけは間違いなさそうである。

続く

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これはすぐに力がつくものではない。5、6題の長文を決められた短い時間内に読み切り、かつ質問に関する適切な選択肢を選ぶためには、やはり多読の訓練が欠かせない。精読と多読なら多読のほうに重点を置いたほうが、効率よく英検1級合格に必要な長文読解力を身につけることができるであろう。

多読の教材としてはThe Japan Times、Newsweek、Time、Daily Yomiuri、などなんでもいいが、定期購読していつでも気軽に持ち運びできるものをひとつ用意する。(インターネットで読むのも悪くないが、電車の中で読んだりしにくいし、それに書き込みできない点は大きな短所である。)そして、それを一日10分でもいいから辞書を使わずにさらっと流し読みする習慣をつける。もちろん、時には辞書を調べて意味の確認、語彙力の増強に努めるのも大切であるが、読解スピードを上げるという目的を最優先課題にするならば、やはり読み流す訓練が不可欠であろう。

参考までに、「英検1級合格!私の方法 小林伸治著」(明日香出版社;\1,300)の中にある「英字新聞や英字雑誌を活用する」という章からの一節を紹介しておく。私が言いたいことと同じことを、極めて的確かつ簡潔に述べてあるので、皆さんの長文読解力向上に一役買うこと請け合いである。


英文雑誌「TIME」
 単品で書店購入(一部800円程度)もできますが、買いに行く手間や値段を考えると、一年間の定期購読をお勧めします。年間約二万円で、単品で購入する場合の約半額です(送料込み)。年間購読には特典もあり、私は二年間に、「ビジネスバッグ」と「カジュアルバッグ」を無料でもらいました。
 記事のタイトルで未知の単語に遭遇したら、電子辞書でチェックし、精読はせず、極力ハイスピードで読み流す感じで長文に親しむように習慣化しました。軽量で丸めやすく、通勤時には常に携帯していました。毎週必ず到着してしまうので、現品を確認したらそれを見るなり処分するなり決めなければなりません。当然全く読まない週もあったりするのですが、それはあまり気にすることはありません。通勤時に読めるように、カバンに入れておき、なるべく他の書籍や雑誌を読まないようにしておけば読むようになります。「TIME」の表紙のデザインや、記事のために使用される写真の質は本当に高く、目を引きます。苦手な分野の英文記事でもイラストや写真で読める記事がたくさんあります。   

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1枚目:花!

2枚目:花のアップ!

3枚目:花と木と歩く人々!

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