マット・リーの闘う最強英語

神戸にある某進学校で英語教師として教鞭をとっているマット・リーが全国の受験生に贈る、難関国公立大学(東大、京大など)の英作文解説を中心とする英語学習に関するブログです。その他に、寺社の御朱印収集、旅行、グルメ、メジャーリーグなど、気の向くままに書き綴っていきます。

2007年06月

NEW HORIZON



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では、前回出題した英単語クイズの答えを。(目標:18点/20点以上)

QUIZ:以下の日常生活に頻出する日本語を英語に直しなさい。                
1.レストラン  restaurant   
2.写真家 photographer
3.サンドイッチ sandwich 
4.クラシック音楽 classical music
5.水曜日 Wednesday 
6.かさ umbrella
7.2月 February
8.9番目の ninth
9.薬 medicine 
10..ハンカチ handkerchief
11.歴史 history
12.頭痛 headache
13.お気に入りのもの[人] favorite
14.祭りfestival
15.環境の environmental
16.緊急事態 emergency
17.生ゴミ garbage
18.コミュニケーション communication
19.コンピューター computer
20.オーストラリア Australia

umbrellaのrとlを混同したり、ninethやhistryなどの単純なスペルミスをしていないだろうか?
ちなみに出展はというと、中学生用の検定教科書のNEW HORIZON(東京書籍)である。

学習指導要領の易化によって検定教科書が骨抜きになったといわれて久しい。確かにそれも真実で
ある部分もあろうが、各教科書会社がしのぎを削って作っている教科書がそれほど無意味なもので
あるとは思えない。いや、むしろのこレベルの語彙、構文、文法を「わかる」だけでなく
「使いこなせる」レベルまで昇華させてこそ、磐石の基礎力を築くことができると思う。この
一点に日本の英語教育の抱えている問題を解決する糸口があると、マット・リーは常に考えている
のであるが・・・・・

ちなみに昔勤務していた郡部の私立進学校の生徒で、現役で東大の文系に合格した優秀な生徒が
いた。彼女は高校に入ってから何をしたかというと、中学時代の教科書を引っ張り出してきて
徹底的に音読したらしい。そして、その教科書の文章を頭に完璧に叩き込んだ上で、ノートの
右ページに日本語訳を書き、それを音読しながら英訳していったとのこと。俗に言う「暗写」
というもので、、マット・リーが大学時代に教授にどのようにして英作文力をつければいいか
質問したときに教えてもらった学習法である。教授がおっしゃるには、

「君、サマセット・モームの書いたThe Summing Up (Penguin Book)を使って暗写を
やりたまえ。彼の文章は平易な英語で書かれているから、それをまず日本語に直してから再び
英文を復元する作業を続けなさい。そうすれば、英作文力は飛躍的に伸びるはずですよ。」

ということだった。真面目なマット・リー青年はすぐにその洋書を購入し、熱心に暗写に勤しんだ。
というのは全くのうそで、結局2~3ページ読んだだけで挫折してしまった。一言で言えば、教授の
お勧めの平易な本といえども、私にとっては高尚すぎたのである。

この体験から思うのだが、暗写という学習方法は英語の力を伸ばすには大変効果的ではあるが、
自分のレベルよりも高い英文を使ってやることはあまりお勧めできない。完全に頭の中に
叩き込むにはあまりにも量が多く、そしてあまりにもレベルが高すぎるからである。代わりに
お勧めの方法は、先ほどの東大に合格した彼女のとったやり方である。そして、それをもう一歩
進めて「音読筆写」という方法をとっている本を紹介したい。

「英会話・ぜったい・音読 続 入門編」(講談社)

私が崇拝している千田潤一先生と、筑波大学附属駒場高校の久保野雅史先生の執筆されている本で、
要は中学の検定教科書を使って、徹底的に音読して書く、書いて音読する作業を繰り返そうという
ものである。このテキストは大学受験生のみならず、TOEIC受験を義務付けられたサラリーマン、
英語を学んでいる大学生などなど、全ての英語学習者にとって効果的な学習法を提案してくれて
いると思う。百聞は一見にしかず。ぜひとも本屋で手にとって見てほしいと思う。

(ずいぶん昔の本になりますが、書店でまだ売っているはずですし、アマゾンでも購入できます。)

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次の文章を英訳しなさい。          2006[平成18] 前期  京都大学

(1)
 ① ものの見方や好みは人さまざまである。② たとえば、駅前のハンバーガー店は、人々に
とってどのような意味を持つだろうか。③
多くの人にとっては、ハンバーガーを味わう場
であろう。④
しかし、肉が苦手な私にとっては、ハンバーガーを楽しむというよりは、
仕事帰りにちょっと立ち寄り、コーヒー一杯で一日の疲れをいやす、くつろぎの場である。
本を持ち込み、書斎代わりに使うことも少なくない。

和文和訳!!・・・難しい日本語の意味をとって簡潔な日本語に直す  

まずは、日本語を分かりやすい日本語に直すことからスタートしよう。俗に言う「和文和訳」だが、難しい日本語の意味をとって簡潔な日本語に直すことによって、使用する英語の表現も平易なもので済むことが多くなる。この際大切なことは、完璧主義にならないこと。8割の意味が通じれば御の字であるぐらいのつもりでいいと思う。   
  


あなたのものの見方や好きなものは、他の人のそれとは違う。② たとえば、あなたにとって
駅前のハンバーガー店はどのような場所  だろうか。③
多くの人は、そこでハンバーガーを
食べるだろう。④
しかし、私は肉が好きではないので、ハンバーガーを食べることを
楽しめない。私は仕事帰りに訪れて、コーヒーを一杯飲んでゆっくりする。そこでは
リラックスすることができるのである。⑤
本を持っていって、まるで自分の部屋であるかの
ように読書をすることも多い

 

 

(中3~高1レベルの英語で作った解答=和文和訳した日本文を英訳したもの。どんなに少なくとも
6070%は得点できるはず。)

Your viewpoints and favorite things are different from others’. 

For example, what kind of place is a hamburger shop in front of the station for you?  

Many of you probably eat a hamburger there.   However, I don’t like meat, and so I can’t

enjoy eating a hamburger.  I visit the shop after work, drink a cup of coffee, and take my time

[ make myself at home ]. I can relax there.      

I often take a book to the place and read it as if I am [ were / was ] in my study [ my own room ].

 
①「ものの見方」 viewpoint = point of view が一番無難。

   「好み」favorite →仮に形容詞だけでなく名詞でも使えることを知らなくても、
    「好きなもの」
favorite things で十分。また少し発想を変えて、You look at [ think of ] and like
        things differently from others.
でもまあOK。  

 
②もちろんmeanmeaningを使ってもいいが、特にmeaningは使い方が難しいので危険。

③「味わう」=「食べる」で十分。

長い文は適当なところで2文に切ってやればいい!!                               


⑤「書斎代わりに使う」→もちろんstudy を知っていればそれに越したことはないが、
「まるで自分の部屋であるかのようにそこで本を読む」でも十分
OK。ちなみに現代英語では、
as if~の後は仮定法ではなくて普通の現在形で使われることが多い。
なお、「~も少なくない」
は「しばしばある」と考えて
oftenで十分許容範囲。

 (
高1~高2レベルの英語で作った解答=高校生としてはなかなか上級。80%は得点できるはず。)

Your viewpoints and favorites differ from person to person.  

For example, what does a hamburger shop in front of the station mean for you?  

For many of you, it must be the place where you eat a hamburger.  

However, I don’t like to eat meat and I don’t enjoy eating a hamburger there, but I visit the shop

on my way from work, drink a cup of coffee, and get rid of daily fatigue  [
get rid of  stress

from work  / 
get refreshed ] .  For me, that’s the place where I can relax.   I often bring a book

to the shop and use it as my study .


 

(普通の高校生には作成することは難しい問題集の解答例1。間違いなく100%得点できるであろうが・・・・)

The ways people think and the things they like differ greatly from person to person. 

Take for example what people think of the hamburger shop in front of the station.  

For many people, it is probably a place to enjoy hamburgers.  

But for me, as I don’t like meat, it is a relaxing place where I drop in after work and take it

easy
over a cup of coffee
I often bring my books and use the shop as my study.

アンダーラインの表現、単語は高校生には使うのがなかなか難しいと思われるもの。

 


普通の高校生には作成することは難しい問題集の解答例2。なかなか難易度の高く使いこなすことは
難しそう。
)

Everyone has their own taste and their own way of looking at things.  

Let me take the hamburger shop in front of the station as an example.  What does it mean?  

Probably to many people, it will simply be a place to enjoy eating hamburgers.       

However, since I don’t like meat, it is an oasis where I can drop in after a day’s work and relax

over a cup of coffee
, rather than a place to enjoy hamburgers.  
Besides, I often read books in the

shop sitting back comfortably as if I were in my own study at home.


 
結論から言えば、4つのどの解答例を書いても合格ラインは軽く凌駕するということ!!
英作文のコツは、肩肘張らずリラックスして平易な表現で攻め切ることだと思う。


ついでに、ちょっとした英単語クイズを一つ。(目標:18点/20点以上)

QUIZ:以下の日常生活に頻出する日本語を英語に直しなさい。                 
1.レストラン  (r )   
2.写真家 (p )
3.サンドイッチ (s ) 
4.クラシック音楽 (c ) music
5.水曜日 (w ) 
6.かさ (u )
7.2月 (F )
8.9番目の (n  )
9.薬 (m   ) 
10..ハンカチ(h   )
11.歴史 (h  )
12.頭痛(h  )
13.お気に入りのもの[人] (f  )
14.祭り(f   )
15.環境の (e )
16.緊急事態(e )
17.生ゴミ (g )
18.コミュニケーション(c )
19.コンピューター (c )
20.オーストラリア(A )

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まだ英検1級合格を目指して頑張っていた頃、同僚のネイティブスピーカーに過去問を見せて、「1級の語彙は何語レベル?」と尋ねたことがある。彼は一言、「20,000語レベルぐらいかなあ?」と簡単に言ってくれたが、母国語である日本語でさえも20,000語知っているかといえば答えはNOである。でも、彼はこうも言っていた。「確かに難しい語が多いけど、大学の研究などのアカデミック(academic)な分野では頻出の語が多いよ。」なるほど、そう考えたら1級の語彙はマニアックな語が多すぎて意味がないと自暴自棄になっていた自分を納得させるだけの値打ちはある。そう割り切ってからは、難易度の高い語彙を覚えるのも苦にはならなくなった。

現在英検1級の語彙は25問だが、私が合格したときでさえも15点/25点。6割程度しか取れていなかった。それ以前はまさに5割ラインを超えたり超えなかったり・・・その頃の語彙の勉強の仕方を一つ紹介してみよう。まず、市販のB4サイズの単語ノートを購入し、左ページに普通に過去問に出ていた語や表現、発音記号、意味を書く。そして、右ページに独自の工夫を施し、例えばtentative(仮の)という単語なら、t _ _ _ _ _ _ _ _ ・・・・・(adjective)not firmly arranged or fixedと書く。これは英英辞典(LONGGMANやOXFORD)から定義を引っ張ってきたものであり、しかも字数も指定してあるのでクイズ感覚で楽しめる。自分としてはなかなか効果的ないい方法だと思っていたし、今でも悪くはない方法だと思っている。

だが最大の欠点があった。作るのに手間がかかりすぎてしまい、結局4ページやっただけで挫折してしまったということである(笑)。要は、いい方法でも続かなければ意味がないということ。この勉強法は、自分にとっては実りが少なかったようである。

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英検1級合格へのthe long and winding roadでも述べていくつもりだが、大学入試の英作文の問題は実用英語、ビジネス英語の下地となるライティング力を育成するのにもってこいである。ということで、まずは和文英訳が有名な京都大学の英作文を解いてみよう。

 ハンバーガーとコーヒーです


次の文章を英訳しなさい。            2006[平成18] 前期  京都大学

(1)    
ものの見方や好みは人さまざまである。② たとえば、駅前のハンバーガー店は、人々に
とってどのような意味を持つだろうか。③
多くの人にとっては、ハンバーガーを味わう場であろう。
しかし、肉が苦手な私にとっては、ハンバーガーを楽しむというよりは、仕事帰りにちょっと
立ち寄り、コーヒー一杯で一日の疲れをいやす、くつろぎの場である。⑤
本を持ち込み、書斎
代わりに使うことも少なくない。



和文和訳!!・・・難しい日本語の意味をとって簡潔な日本語に直す    

主語は可能な限りyouにすべし!!・・・youを主語にすれば自然な英語になることが多い。

                                   

あなたのものの見方や好きな(      )は、(         )のそれとは違う。
たとえば、あなたにとって駅前の      ハンバーガー店はどのような(        )
だろうか。③ 多くの人は、そこでハンバーガーを(         )だろう。 しかし、私は
肉が
(            )ので、ハンバーガーを食べることを(           )。私は仕事帰りに(       )て、コーヒーを一杯(       )(        )する。
そこでは
(             )することが    できるのである。⑤ 本を持っていって、
まるで
(          )であるかのように(       )をすることも(        )

 

  

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まず、どの資格試験でも言えることだが、やはり過去問を徹底的に解いて敵の手の内を知るのが、合格への最短距離につながると思う。もちろん、私も旺文社の「英検1級全問題集」をCDと共に毎年買いそろえていたのだが、学生時代はともかく、社会人になってからはまともに過去問に取り組むことができなかった。過去問を解かずに受験をするという悪循環を断ち切れなかったため、合格するのに10年の月日を要することになったのは明白である。

英検1級でも準1級でも合格を目指す人は、まず全問題集を2冊買って、一冊を答や重要事項を書き込んでいくために、そしてもう一冊をコピー(できれば大きいB4サイズに拡大コピーすることが望ましい)をとって演習問題を積んで行くために使うのが一番効率がいいと思う。そして、過去問演習は半年なら半年、3ヶ月なら3ヶ月というふうに期限を区切って、集中的に行うのが望ましいであろう。だらだらと時間だけをかけて演習問題をしてもなかなか結果にはつながらないと思うので、皆さんは効率よく集中して過去問対策をしてほしい。

なお、ついでにもう一つ。いわゆる「英検1級予想問題集」や「英検1級教本」、ならびに「英検PASSS単熟語1級」(いずれも旺文社)などのいわゆる対策本は基本的に不要であると思う。もちろん、語彙力の増強に単語集を使うのは悪くはないし、現にマット・リーもPASS単熟語は使っていたが、優先順位から言えばまず全問題集を2回ずつほど解くことが最優先だと思うし、特に予想問題集などはあくまで偽物であるわけだからあまり役に立たない。旺文社が全問題集の表紙で述べている「過去問の決定版 英検合格者の80%以上が使っている旺文社の英検書」というキャッチフレーズは当たっていると思う。もっとも、旺文社が自ら出版している他の参考書類を意図的に貶めているということはありえないだろうが(笑)、全問題集が最良の対策本であることは火を見るより明らかである。対策にお金をケチってはいけないが、どうせ使うならやはりいい物、必要な物を率先して購入するようにしたいものである。

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少し古い話になるが、平成17年7月末~8月の初旬のことだっただろうか。第一回実用英語技能検定試験(いわゆる英検)1級の二次試験の合格通知をもらった。思えば学生の頃平成7年に初めて受験して以来、17回目の受験でようやく手にした合格通知だった。感無量とはこのことを言うのだろうかとしみじみ思ったものである。16回の受験で1次試験を通過したことは一度もなかった。もちろん、合格最低点まであと4点、あと2点という僅差での敗戦もあったのだが、不合格は不合格。己の実力不足を痛感したものだった。

私の母校である同志社大学英文科は帰国子女の生徒も多く、中には高校生の間に英検1級、TOEIC950点などをたたき出す者もいた。彼ら彼女らの英語力を見て、感じたのは劣等感のみ。一度は英語嫌いになりかけていたこともあったのだが、自分が生きていくには英語を武器の一つにするしかないだろうということで、大学3回生の時ぐらいから本腰を入れて英語の勉強を始めた。ところが数年間遊びまわっていたツケは大きく、思うように英語が伸びない!いろいろな意味でもがき苦しんだ数年間だったと思う。

昔話はこのぐらいにしておいて、今日6月10日は2007年度第1回英検1次試験の実施日である。全国各地で多くの人が一次突破を目指して試験に臨んでいることだろう。そして1次試験の結果を受けて、7月8日には2次試験が行われる。そんな折、自分のやってきたことが少しでも皆さんの参考になればと思い筆を取った次第である。ある意味、合格体験記というよりも不合格体験記に近いものがあると思うが(笑)、これから数回にわたってシリーズでお送りしようと思うので、お付き合いいただければ幸いである。

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TOEICを受験する大学生、社会人が増加している。マット・リーが所属する高校の卒業生たちも例外ではなく、まだ大学一回生、あるいはニ回生であるにもかかわらず、自発的にTOEICなり英検なりを受験しているらしい。感心、感心。とりあえず面白い数名の生徒を例として紹介したい。

サンプル1:I君。学年で最も英語の安定度抜群の生徒だった。特に英作文に関しては京都大学の過去問でも、推定50点中40点ぐらいをコンスタントにたたき出していた。(ちなみに京大は5割が合格ラインの目安。)残念ながら京大にこそ届かなかったものの、神戸大学経済学部に後期入試で合格。その彼が何の準備もせず初めて受けたTOEICで695点をたたきだしたとのこと。本格的に1年ぐらいトレーニングすれば、800点はすぐにクリアするであろう。もっとも、彼の潜在能力の高さを考えれば、英語は武器の一つにとどめて、更なる高みを目指して貪欲に精進してほしいと切に思う。

サンプル2:Nさん。教員(特に担任であったマット・リー)の反対を押し切って、高3の夏から1年間アメリカへ留学した生徒。帰国後、予備校に通って勉強する一方で、AO入試を受けるため学校に足繁く通いつめて面接、プレゼンの練習をするなど地道な努力を重ねた。そして見事横浜市立大学国際学科にAO入試で合格。パチパチパチ!その彼女が帰国後すぐに受けたTOEICでは730点を獲得。確か上智大学の推薦ラインがそれぐらいだったのでは・・・・ちなみに、帰国前の彼女は英語がとりわけ得意というわけではなく、成績は真ん中かそれより下であったことも付け加えておきたい。

サンプル3:Fさん。念願の神戸大学にこそ届かなかったものの、マット・リーと同じ同志社大学英文学科に進学。英語のセンスに関してはけた違いで、センター試験は軽く200点満点をゲット。大学三回生か四回生になったら英語力も軽く抜かれるだろうなと在学当時から思っていたのだが、最近受けたTOEICでは815点、TOEFLでは575点だったそうだ。恐るべし・・・なお、彼女は留学経験は一切ない生粋の日本人であることも付記しておきたい。ちなみに、マット・リーが大学3回生の時に初めて受けたTOEICは580点であった・・・・・(汗)


いずれにせよ、卒業生が研究分野を超えていまだに自発的に英語学習に取り組んでくれているのは大変嬉しい話である。そういえば、一昨年結成した「第一回TOEIC受験友の会」では、卒業生と担当英語教員2名が同じ日にTOEICを受け、その日の夕方に四条河原町で集まってプチ同窓会を開くというイベントを行った。7名の生徒が参加し、後日全員からスコアを報告してもらい、ランキングをつけて送信したのだが、なかなかお互いに刺激があって楽しかった。とりあえず、マット・リーはリベンジを果たすべく夢の950点目指して英語の勉強を本格的に再開したいと思う。第二回TOEIC受験友の会は今年の9月か10月に行う予定なので、関係者は心の片隅にとめておいて欲しい。ではでは。

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